似合うと言われたドレープとざくざく捨てられるドレープが自分の好みと違うので顔が明るくなる!と言われながら反比例してどんどん落ち込んで表情は曇っていく。
コーラルピンクを当てられて
アナリストさん「可愛い〜!」
私「…………(可愛いってそんなに嬉しくない……とは言えない)」
唯一明るい紫の時だけ「あっ、嬉しい!」と言えてよかった。
顔タイプ診断と骨格診断で似合う服や気を付けるポイント、メイクもおすすめの色や乗せ方など教わってアナリストさんのワードローブから実物を見ながら話を聞く。化粧してアナリストさんが何度も「可愛い〜!」と連発するがまったく喜べない私。(鏡にはふんわりコーラルピンク多幸感あふれるメイクの私)
服を見ながら可愛い〜!と言われて「かっこいいのがよかった……」と言ったらパンツスタイルも見せてくれ
「ほら、かっこいい♡」
私「…………(う、う〜んなんかもったりしてる……好みじゃない……)」
嘘でも『わ〜ほんとだ〜かっこいい〜🌼』とはちょっと言えない私。
かなりの終盤になりアナリストさん「今25歳くらいだっけ?」
私「35です」
「え??」さりげなく見返される事前にメールで回答していたアンケートの印刷用紙。
この後アナリストさんの可愛いの褒め殺しが急に影を潜め「自分で思ってるより美人ですよ」という新しい褒めワードが飛び出す。
う〜ん。どうやらこの人は目の前の私の素材そのものではなく年齢で言葉の忖度をされたな??とうまれる猜疑心。
あと代金の中には褒められ代が含まれてるとハナから思っていたので(か、可愛くね〜〜〜!!!)そもそもそのくらいのことは言ってもらえるだろうと思っていたので話半分に聞く。実に可愛くないな。
ただ私の反省すべき点が大いにあり、事前アンケートで「特に目的はないが漠然ともっとおしゃれになりたい」「ファッション雑誌読まない」とすごく漠然とした回答をしていたのでアナリストさんの大いなる優しさで『この人はお洒落初心者さん!私がプロデュースしてこれでモテモテ幸せ人生!』という路線を作ってくれたのでしょう。なりたいイメージの「舐められない。箔をつけたい」というところの考慮がまったくなかったのは手落ちなのかな?と思いますが。(本人の目指すイメージは切り捨てられアナリストさんの印象を重視されて結局今回も舐めて見られたという皮肉なお話)
顔タイプとか骨格とか、アナリストさんと全然別のタイプだったので比較すると自分の分類に納得できてそこはよかった。自己診断だと自分が普通で標準的だと思ってるからどうも判断できないけどプロに比較解説してもらえて論理的に理解できた。